■ハイライト
日経平均は史上初の5万円台で2025年を終え、強気相場を維持。 年末にかけて「サナエノミクス」への期待とAI関連銘柄の再評価により大きく上昇したが、大納会では利益確定売りに押された。日経VIは落ち着きを見せているが、依然としてボラティリティは高い。米株市場は年始も堅調に推移しており、VIX指数は14台まで低下。需給面では裁定買い残が「危険水域」とされる10億株に迫っており、解消局面での下落リスクに警戒が必要。週明けは米株高を受けた買い先行も、高値圏での過熱感から上値は限定的か。
■指標(2026年1月4日時点)
| 項目 | 数値 | 前週比・備考 |
| 日経平均 | 50,424.82 | -223 (大納会終値) |
| 日経先物 | 50,860 | 大証夜間終値 (現物比プラス) |
| TOPIX | 3,418.41 | -8.11 |
| NYダウ | 48,310 | +176 (年始堅調) |
| NASDAQ | 23,608 | +301 (AI関連買い) |
| S&P500 | 6,893 | +59 |
| 日経PER | 17.82 | 利益成長織り込み中 |
| VIX | 14.51 | 低水準(リスクオン) |
| 日経VI | 23.15 | 落ち着きつつあるが節目 |
| OP上値メド | 53,000円 | 節目5万突破で切り上げ |
| OP下値メド | 48,500円 | 心理的節目 |
| 信用倍率 | 4.85 | 整理が進む |
| 裁定買い残 | 9億9,500万株 | 警戒水域(10億株)直前 |
| 騰落R(6日) | 128 | 120超で過熱気味 |
| サイコロ | 58.3 | 中立〜やや強気 |
| RSI | 62 | 70加熱まで余地あり |
| 一目均衡表 | 雲の上限で推移 | 転換線が支持線として機能 |
■今後の注目点:
裁定買い残の整理: 10億株目前のため、先物主導の売りが出た際の下げ足の速さに注意。
米AI銘柄の持続性: エヌビディア等のADRが年始に続伸しており、東京市場の半導体セクターへの波及が焦点。
テクニカル: 日経平均は5万円の大台を固められるか。ボリバン+1σ〜+2σの間でのバンドウォーク継続を注視。
■ ADRベース:業種別・注目銘柄の騰落状況
【上昇上位】半導体・ハイテク関連
東京エレクトロン (8035) / アドバンテスト (6857)
騰落状況: 米エヌビディア(NVDA)の反発を受け、対東証終値比で**+2.5%〜3.2%**の上昇。
背景: 先週の調整で値ごろ感が出たところに、AI需要の再確認が入った形です。
ソニーグループ (6758)
騰落状況: 対東証比 +1.8% 前後。
背景: エンタメ部門の好調と円安進行(1ドル148円台)が追い風になっています。
【堅調】メガバンク・金融
三菱UFJ (8306) / 三井住友FG (8316)
騰落状況: 対東証比 +1.2%〜1.5% の上昇。
背景: 米10年債利回りの上昇に連動。日本の金利先安観も後退しており、国内外の利ざや改善期待が継続しています。
【下落・軟調】自動車・輸出の一部
トヨタ自動車 (7203)
騰落状況: 対東証比 -0.5%〜+0.2%(もみ合い)。
背景: 円安はプラス材料ですが、米国の景気減速懸念(一般消費財の弱含み)が上値を抑えています。
0 件のコメント:
コメントを投稿