■ 3月13日 メジャーSQ展望: 「原油ショック」と「裁定解消の嵐」が激突
3月13日のメジャーSQは、当初予想された「6万円攻防」から一変、**「5万4,000円の防衛線」と「1.18兆株の裁定解消売り」**が激突する歴史的な波乱含みの展開となります。
下振れ(パニック継続): WTI原油が100ドルを目指す動きを見せ、日経VIが45を超えて高止まり。1.18兆株(約3.2兆円相当)の裁定買い残が「パニック的な現物投げ」と連鎖し、プット建玉の最終防衛線である50,000円〜52,000円付近まで引きずり込まれる「オーバーシュート」着地。
上振れ(リバウンド): 週末の地政学リスクが最悪期を脱し、VIが40から急低下。1570の倍率1.39倍に見られる「買い控え」が「踏み上げの燃料」に転換。ショートカバーを巻き込み、25日線(56,350円)を回復して57,000円超で着地。
中立: 売り買い交錯し、雲の上限付近(54,000円〜55,000円)で着地。
ATR(値幅)が極限まで拡大しているため、SQ値決定後も「寄り付き天井」や「寄り付き底」となる、極めて荒れた週末となるでしょう。
■ 機関の動向
| プレイヤー | 主な手口 | SQに向けた狙い | 影響 |
| ゴールドマン | 先物主導の売り | 裁定解消売りの誘発(ショート戦略) | 指数押し下げの主犯。GSが買い戻せば大反転。 |
| アムロ | オプション大量保有 | 52,000円〜55,000円での着地 | デルタヘッジによる断続的な売り叩き。 |
■ 逆転の「踏み上げ」シナリオ(希望的観測)
夜間の54,000円割れを「陰の極」とした反転シナリオ。
| 日付 | 局面 | 踏み上げのトリガー(着火点) | 予想レンジ |
| 3/9(月) | セリングクライマックス | 寄り付きで窓を開けて急落。VIが45付近でピークアウトし、下ひげ陽線を形成。 | 53,000〜54,500円 |
| 3/10-11 | 需給の反転準備 | 原油の伸び悩み。1570の倍率が1.0倍に近づく(売り急増)ことで、反発のバネが蓄まる。 | 54,000〜55,500円 |
| 3/12(木) | SQ前日のパニック買い | 春闘の「歴史的満額回答」が相次ぎ、日本経済の強さを再評価する買い戻し。 | 56,000〜57,500円 |
| 3/13(金) | SQ算出(突き抜け) | 売り勢の強制決済を巻き込み、58,000円手前まで「幻の高値」を形成。 | 58,000円(SQ) |
★成立の「絶対条件」
条件①: 月曜の終値が、寄り付き安値から大幅に戻しているか(=セリクラ確認)。
条件②: 日経VIが41から急速に35以下へ低下し始めるか。
条件③: ソフトバンクGが3,500円、ファストリが10万円の節目を死守するか。
■ 調整継続シナリオ(警戒モード)
地政学リスクが泥沼化し、需給が完全に壊れるケース。
| 日付 | 状況 | 警戒すべき動き |
| 3/8(日) | サンデーダウ暴落 | イランによる実力行使、あるいはホルムズ海峡封鎖示唆などのヘッドライン。 |
| 3/9(月) | 暗黒の月曜日 | 寄り付きから投げ売り殺到。**53,000円(雲の中)**を試す展開。 |
| 3/10-12 | スタグフレーション | 原油100ドル突破。1570の追証売りが加速し、1.18兆株の裁定解消が「滝」となる。 |
| 3/13(金) | SQ算出 | プット建玉の最大ポイントである50,000円までターゲットが切り下がる。 |
注目のサイン: 3月10日前後に**「日経VI」が45を突破し、信用倍率がさらに悪化(5.52倍超)、かつ1570の倍率が改善(買い増し)**してしまったら、この下振れシナリオが現実味を帯びます。
※この記事は投資を勧めるものではありません。投資は自己責任でお願いします。
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